パーネ・エ・ヴィン
2008年1月5日
ベネトの農民達の間に昔から伝わるお祭り。その年の豊作を願って、冬の間枯れてしまった茨や小さい木などを家の高さぐらいまで積んで、それをあちこちで燃やす。この夜ベネト全体が燃える。特に美しいのはサッカーで有名なデル・ピエロの生まれた街、コネリアーノの近くのサンデミアーノなど。
煙の流れる方向で農民達はその年が豊作か飢饉かを予言した。
パンで作ったお菓子や(パーネ)、暖かいワイン(ヴィン)など飲みながら、村の人々が集まる。まだ観光化されてなくて、フェリーニの映画の一シーンのようなベネトの田舎をこの夜心ゆくまで味わえる。(前もって火が焚かれる広場を調べておくこと)
この夜と 6 日の夜にはヴェネツイアでも所々の広場で、ベファーナ ( 老魔女 ) を焼いて春の訪れを祝うが、今ではシンボリックに子供達のためだけにおこなわれる。
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